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響銅蓋鋺

さはりふたまり

概要

響銅蓋鋺

さはりふたまり

金工 / 奈良

出土地:京都市右京区北嵯峨長刀坂町出土

奈良時代・8世紀

響銅製 鋳造

1合

京都市右京区北嵯峨長刀坂町から骨壺【こつつぼ】とともに出土した蓋付きの鋺です。被葬者を供養【くよう】するために埋納【まいのう】されたものと考えられます。寺院でもこの種の鋺は仏の供養具として用いられました。類品は朝鮮半島・新羅【しらぎ】時代の鋺にあり、日本でも正倉院や法隆寺献納宝物【ほうりゅうじけんのうほうもつ】に見られます。

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