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波兎蒔絵旅櫛笥

なみうさぎまきえたびくしげ

概要

波兎蒔絵旅櫛笥

なみうさぎまきえたびくしげ

漆工 / 江戸

江戸時代・17世紀

木製漆塗 蒔絵

1合

謡曲「竹生島(ちくぶしま)」の一節「月海上に浮かんでは 兎も波を走るか おもしろの島の景色や」など、水面に月が映り、月に住む兎が波の上を走るという伝説による図柄。長い耳をなびかせ、兎が波の上を翔(かけ)っているような、幻想的な画面である。所々蒔絵粉の大きさや密度を変えて、色調に変化をつけている。(121010_h12)

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キーワード

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