十一尊天得如来像
ジュウイチソンテンエニョライゾウ
概要
十一尊天得如来とは、阿弥陀及び観音・勢至を含む十一体の奏楽菩薩から構成される融通念仏宗特有の来迎図。融通念仏宗が宗派としての形態を取るようになって以降、流布するもので、十五世紀から遺品が見られるようになる。本図は、以外と珍しい小幅で、念持仏であったのかもしれない。時代に関しては、描法に古法を残すことから、室町時代最末期十六世紀後半としておきたい。
ジュウイチソンテンエニョライゾウ
十一尊天得如来とは、阿弥陀及び観音・勢至を含む十一体の奏楽菩薩から構成される融通念仏宗特有の来迎図。融通念仏宗が宗派としての形態を取るようになって以降、流布するもので、十五世紀から遺品が見られるようになる。本図は、以外と珍しい小幅で、念持仏であったのかもしれない。時代に関しては、描法に古法を残すことから、室町時代最末期十六世紀後半としておきたい。
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