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白地三彩直線交差文鉢

しろじさんさいちょくせんこうさもんはち

概要

白地三彩直線交差文鉢

しろじさんさいちょくせんこうさもんはち

考古資料 / その他アジア

制作地:イラン・ニシャプール

イラン・サーマーン朝時代 10~11世紀

陶器

径23.0 底径10.5 高9.5

1口

薄い茶褐色の胎土を用いた、底面から開き気味に立ち上がる鉢。底面には高台を設けず、底面を中央に向けてゆるやかに窪ませている。内面から外面下部にかけて白化粧土を掛け、茶褐色の絵具で直線と波状線を、また黄色と緑色の絵具を帯状に彩色して装飾している。また口縁外側には、三角形と直線を組み合わせた文様を繰り返し描き、全面に透明釉を施している。見込み中央部を中心に透明釉が剥がれており、そのためこの部分の絵具は若干磨耗している。

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キーワード

絵具 / イラン / 胎土 / 底面

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