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すず

概要

すず

考古資料 / 中国

制作地:中国, 出土地:中国出土

1-3:中国・南北朝時代 4:中国・遼時代 1-3:6世紀頃 4:10~12世紀

鍍金青銅製

1:最大径7.8 高8.4 2:最大径5.2 高6.5 3:最大径5.6 高7.0 4:最大径7.0 高7.7

4個

いずれの鈴のなかにも鉄製ないし石製の球が入っており、振ると音が鳴る。下面にはスリット(鈴口)があり、その両端は横方向に広がる楕円形か宝珠形を呈する。上面には鈴を吊架させるための鈕がつく。4個体のうち、ひとつには横方向の挽き目が表面をめぐる。
いずれの鈴も馬の装飾に用いたものと推定される。ほぼ同形で、鍍金を施した青銅製の馬鈴が中国・韓国・日本の墳墓で遅くとも6世紀以降のものから出土している。4個体のうち3つは福岡県宗像市の須江須賀浦9号横穴墓などで類例が出土していることから6世紀頃の製作、後者は中国・遼寧省北票市白家窩舗の遼墓から類例が出土していることから10~12世紀の製作であると推定される。

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キーワード

出土 / / 中国 /

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