鳳凰龍漆絵蒔絵食籠
ホウオウリュウウルシエマキエジキロウ
概要
佐野長寛(一七九四~一八五六)は幕末の京都の名工として知られている。本食籠は「嘉永年製」の銘をもち彼の晩年の作品である。意匠は中国の存星の技法を漆絵と蒔絵で表わしたもので、鳳凰、龍、「富貴」の文字などには単なる唐物写しではない独得の作風が感じられる。
ホウオウリュウウルシエマキエジキロウ
佐野長寛(一七九四~一八五六)は幕末の京都の名工として知られている。本食籠は「嘉永年製」の銘をもち彼の晩年の作品である。意匠は中国の存星の技法を漆絵と蒔絵で表わしたもので、鳳凰、龍、「富貴」の文字などには単なる唐物写しではない独得の作風が感じられる。
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