色絵竹蝶文香炉
いろえたけちょうもんこうろ
概要
明治44年(1911)に幕末の書家で加賀前田家に仕官した市河米庵(1779~1858)の孫、市河三陽(1879~1927)より購入しています。最後の大聖寺藩主前田利鬯(1841~1920)が箱蓋表に「九谷香爐」、蓋裏に「春昼ト号ス 竹涇(花押)」と箱書きしています。大正時代から昭和初期にかけての鑑賞陶器としての「古九谷ブーム」が起こる以前の「古九谷観」を窺い知ることができます。
いろえたけちょうもんこうろ
明治44年(1911)に幕末の書家で加賀前田家に仕官した市河米庵(1779~1858)の孫、市河三陽(1879~1927)より購入しています。最後の大聖寺藩主前田利鬯(1841~1920)が箱蓋表に「九谷香爐」、蓋裏に「春昼ト号ス 竹涇(花押)」と箱書きしています。大正時代から昭和初期にかけての鑑賞陶器としての「古九谷ブーム」が起こる以前の「古九谷観」を窺い知ることができます。
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