輪宝 りんぽう

金工 / 鎌倉 

13世紀 鎌倉時代
銅 鋳造 鍍金
総径11.6 輞径10.95 轂径3.3
1口

外輪の八方に独鈷杵(とっこしょ)の先端を突き出した両面式の八鋒輪宝。輪の中心部の車軸にあたる轂(こく)は、間弁(かんべん)付きの八葉蓮華形で、八花状を呈する蓮肉(れんにく)には中央に1つ、周囲に8つの蓮子(れんじ)を打つ。轂から放射状に伸びる鋭利な輻(ふく)は8本からなり、それぞれに花弁と蘂(しべ)を根元にめぐらす。輻の先を受ける輞(もう)は、二線の鈕とやや匙面をとった64弁からなる列弁帯であらわし、外縁から輻の先が突出する。全体に鋭く薄手に仕上げており、鋳上がりが極めてよく、鍍金(ときん)の残りも良好である。同種の現存する輪宝のなかでも最も古様かつ屈指の作である。

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