「旅行の栞」
りょこうのしおり
概要
「旅行の栞」
りょこうのしおり
歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 昭和以降 / 富山県
とやまけんりつたかおかこうとうじょがっこう
富山県高岡市
昭和10年/1935年
紙・リーフレット・印刷
展開時:縦15.4cm×横45.1cm
折畳時:縦15.6cm×横9.2cm
1枚
富山県高岡市古城1-5
資料番号 1-03-175
高岡市立博物館
富山県立高岡高等女学校の昭和10年度の旅行の栞。注意事項、旅程、見学地の紹介文が記載されている。
旅程は、6月1日高岡出発-2日京都市見学-2日奈良市見学・奈良駅前宿泊-3日宇治山田市・二見ヶ浦・鳥羽町見学-4日沼津附近・丹那トンネル・日本リベイラ海岸(?)見学、箱根山見学・箱根湯本宿泊-5日江ノ島・鎌倉(長谷大仏・鶴岡八幡宮・鎌倉宮)見学、上野動物園見学・上野駅前宿泊-6日遊覧自動車で東京市内見学、上野駅前宿泊-7日日光(東照宮・中禅寺湖・男体山・華厳滝・戦場ヶ原)見学、中禅寺宿泊、8日日光見学、9日善光寺見学、高岡到着。
富山県立高岡高等女学校は、明治40年(1907)に博労町の極楽寺を仮校舎として開校し、同42年横田町に新校舎が完成した。昭和23年(1948)4月に「富山県立高岡女子高等学校」と改称、9月には富山県立高岡商業高等学校と合併して「富山県立高岡西部高等学校」と改称し、男女共学となった。同32年4月には富山県立高岡女子高等学校を復活開校し、平成9年(1997)4月に「富山県立高岡西高等学校」(男女共学)と改称した。令和4年(2022)3月に富山県立高岡高等学校と統合されて閉校となった。
<参考>
・『保存版 ふるさと高岡』㈱郷土出版社,2009年
・2022年3月4日付北陸中日新聞Web「閉校 忘れない、ありがとう 誇り胸に未来へ 高岡西校115年」