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小玉

こだま

概要

小玉

こだま

考古資料 / 青森県

出土地:青森県つがる市亀ヶ岡遺跡出土

縄文時代 3000年前~2300年前

石製

1連・最大の小玉:縦1.2 横0.9 高0.7 未成品:1:縦1.2 横1.0 高0.5 重0.8g 2:縦0.9 横0.8 高0.7 重0.6g 3:縦0.9 横0.8 高0.5 重0.4g 4:縦1.0 横0.7 高0.5 重0.4g 5:縦0.9 横0.8 高0.5 重0.3g 6:縦0.8 横0.8 高0.5 重0.4g 7:縦0.7 横0.6 高0.4 重0.3g

22点

縄文時代晩期の東北地方を中心に分布する亀ヶ岡文化の石製品。15点1連の小玉と7点の小玉未完成品で構成される。石材は、在地産の緑色凝灰岩製を主体に、小玉1点のみが滑石製である。小玉は直径1cm前後の小礫をそのままもしくは若干研磨して成形された後、穿孔が行われている。未成品には、研磨のみのもの、穿孔途中のもの、穿孔中に割れたものがあり、小玉の製作工程を知ることができる。縄文時代後期~晩期の日本列島では、小玉を連ねた垂飾が流行し、各地で小玉が生産された。本品はその地域性を知る上で貴重である。その他、人の歯1点が付属する。

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