文化遺産オンライン

テラスに坐るナーディル・シャー

てらすにすわるナーディル・シャー

概要

テラスに坐るナーディル・シャー

てらすにすわるナーディル・シャー

絵画 / その他アジア

ビーカーネール派

制作地:インド

18世紀

紙に水彩、銀彩

1枚

 インドでは、インド神話や、シヴァ神、ヴィシュヌ神などのヒンドゥー教の神々、王の肖像や歴史的なエピソード、男女の恋愛などさまざまなテーマを緻密なタッチと鮮やかな色彩で描いた、細密画とよばれる絵画のジャンルが発達しました。多民族国家であるインドでは、細密画の表現も地域によってさまざまで、それがまた魅力であるともいえます。
 ナーディル・シャーは、イランのアフシャール朝で初代の君主となった人物です。1736年、イランの帝位につくと、1737年にアフガニスタンへと侵攻し、1738年にカーブルを占領し、アフガニスタンを支配下に置きました。それに続いて、1739年に現パキスタンのペシャーワル、ラホールを攻め、カルナールの戦いでムガル帝国の大軍を打ち破り、首都デリーまでも占領しました。
 ナーディル・シャーが威厳をもった王の姿に描かれています。

テラスに坐るナーディル・シャーをもっと見る

ビーカーネール派をもっと見る

東京国立博物館をもっと見る

キーワード

インド / India / miniature / 細密

関連作品

チェックした関連作品の検索