ゴーヴァルダナ山を持ち上げるクリシュナ ごーヴぁるだなさんをもちあげるくりしゅな

絵画 / その他アジア 

ビーカーネール派
制作地:インド
18世紀後半
紙に水彩、金彩、銀彩
12.6×8.8
1枚

 インドでは、インド神話や、シヴァ神、ヴィシュヌ神などのヒンドゥー教の神々、王の肖像や歴史的なエピソード、男女の恋愛などさまざまなテーマを緻密なタッチと鮮やかな色彩で描いた、細密画とよばれる絵画のジャンルが発達しました。多民族国家であるインドでは、細密画の表現も地域によってさまざまで、それがまた魅力であるともいえます。
 ヒンドゥー教では、ヴィシュヌ神は10の異なる姿に身を変えると考えられており、クリシュナはその8番目の化身です。この作品は、クリシュナにまつわる神話のひとつを描いたものです。村の牛飼いたちが雨の神であるインドラ神を祭っていたところ、クリシュナが現れ、インドラ神よりも、牛や牛飼いたちに関わりの深いゴーヴァルダナ山を崇めるよう勧め、人々は供え物を捧げ祈りました。これに怒ったインドラ神は、村に大雨を降らせます。するとクリシュナは、いきなりゴーヴァルダナ山を引き抜くや、傘のように片手で頭上に掲げ、人々や牛の群れを大雨から守りました。こうしてクリシュナは7日の間、山を支えていたとされています。

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