林賽元銘四角象牙玳瑁管筆
りんさいげんめいしかくぞうげたいまいかんひつ
概要
筆管には玳瑁と象牙が用いられる。玳瑁とは、南方の海に生息する海亀の甲羅(べっこう)で、古来より祭祀に使用する神具の一部や服飾品など貴重品として使われる。筆管に玳瑁を使用したという記述は古書に散見するが、現存例は少ない。本筆は1850年頃北京で活躍していた筆匠、林賽元の作である。
りんさいげんめいしかくぞうげたいまいかんひつ
筆管には玳瑁と象牙が用いられる。玳瑁とは、南方の海に生息する海亀の甲羅(べっこう)で、古来より祭祀に使用する神具の一部や服飾品など貴重品として使われる。筆管に玳瑁を使用したという記述は古書に散見するが、現存例は少ない。本筆は1850年頃北京で活躍していた筆匠、林賽元の作である。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs