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菊折枝蒔絵乗物

きくおりえだまきえのりもの

概要

菊折枝蒔絵乗物

きくおりえだまきえのりもの

その他 / 工芸品 / 江戸 / 日本

江戸/19世紀

高102.0 棒長442.0

一挺

俊恭院福君(尾張11代斉温夫人)所用

 菊折枝蒔絵調度は、厨子棚・黒棚・書棚の三棚をはじめ貝桶、輿、長柄傘などの八十余点が現存しており、十一代斉温の夫人俊恭院福君(さちぎみ)が、天保七年(一八三六)に嫁入りした際に携えてきた婚礼調度である。しかし、一部は九代宗睦の夫人転陵院好君の婚礼調度も複合している。両夫人とも五摂家筆頭の近衛家出身で、抱牡丹紋は同家の家紋である。一部複合であるとしても、一括して伝存している大名婚礼調度としては、今日これが最大規模の例であろう。

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キーワード

調度 / 婚礼 / 蒔絵 /

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