菊の白露蒔絵料紙箱
きくのしらつゆまきえりょうしばこ
概要
流水に岩、銀鋲を露に見立てて咲き誇る菊が描かれている。金や銀の象嵌で、「仙人の折る袖匂ふ菊の露打払ふにも千代はへぬべし」の歌で『新古今和歌集』巻第七賀に収められている。『幸阿弥家伝書』や『幸阿弥家蒔絵品目』などによると、加賀前田家四代光高に嫁した三代将軍家光の養女の亀姫(清泰院)の婚礼調度とみれる。
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公益財団法人徳川黎明会 徳川美術館きくのしらつゆまきえりょうしばこ
流水に岩、銀鋲を露に見立てて咲き誇る菊が描かれている。金や銀の象嵌で、「仙人の折る袖匂ふ菊の露打払ふにも千代はへぬべし」の歌で『新古今和歌集』巻第七賀に収められている。『幸阿弥家伝書』や『幸阿弥家蒔絵品目』などによると、加賀前田家四代光高に嫁した三代将軍家光の養女の亀姫(清泰院)の婚礼調度とみれる。
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