和歌巻断簡 ワカカンダンカン

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縦:24.2cm 横:30.5cm
1幅

本阿弥光悦(1558~1637)は片岡光二と妙秀の子として生まれ、慶長八年(1603)父の死後、家職である刀剣の鑑定・磨礪・浄拭を継いだ。 しかし、今日、光悦の名を高らしめているのは余技としての書画と茶の湯としての陶芸や蒔絵であり、徳川家康より拝領した高峰を中心とした活動とその交友関係は、同時期における町衆の中でも他を圧倒している。 この和歌巻断簡は『古今和歌集』第十五の読み人知らずの和歌一首が書かれており、料紙には具引き地に唐草紋を雲母ですり出したものが用いられている。おそらく、嵯峨本の料紙と同様のものであろう。 豊かで流麗な筆使いから光悦五十代の慶長期の遺墨と考えられ、年代的な証憑を得られるものが比較的少ないとされる彼の書の中で、その指標となりうる貴重な史料である。かつ展示活動にとあっても、上記のような理由から非常に重要である。

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