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蝶鳥唐草文水滴

ちょうとりからくさもんすいてき

概要

蝶鳥唐草文水滴

ちょうとりからくさもんすいてき

金工 / 平安 / 群馬県

出土地:群馬県大泉町坂田出土

平安時代・12世紀

銅製 鋳造 鍍金 彫金

1個

水滴は、硯【すずり】で墨を擦【す】る際に用いる水を入れる容器です。本品は丈【たけ】の低い饅頭形【まんじゅうがた】の身【み】に注口【ちゅうこう】と弦【つる】が付く瓶形【へいがた】の品で、蝶番【ちょうつがい】で繋がった蓋が残る点は貴重です。表面には宝相華唐草【ほうそうげからくさ】と蝶、鳥が線刻で表されています。これらの組み合わせは平安時代に宮廷文化の中で成立し、流行しました。

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キーワード

水滴 / Dropper / 鋳造 / carving

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