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羅馬コンスタンチン凱旋門

概要

羅馬コンスタンチン凱旋門

水彩

三宅克己  (1874-1954)

ミヤケ、コッキ

大正9年/1920

水彩・紙・1面

49.0×65.0

左下に署名、年記、書込み

3回帝展 竹之台陳列館 1921

78
三宅克己(1874−1954)
MIYAKE,Kokki          

羅馬コンスタンチン凱旋門
Triumphal Arch of Constantine, Rome
大正9年(1920)
東京国立近代美術館蔵

来朝した英国人画家の水彩画に感銘をうけ水彩画家としての道を志した三宅克己は,1897年に渡米,イエール大学付属美術学校に学び,翌年ヨーロッパを経由して帰国。その滞欧作によって白馬会会員に迎えられた。以後明治末期の水彩画の隆盛期から,大正,昭和と長く水彩画の第一人者として活躍した。第3回帝展に出品されたこの作品は大正期の三宅の代表作である。複雑な凹凸が作り出す陰影を丹念に描写することにより,石造りの門の重厚さが再現されている。


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