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太刀〈銘備州長船住景光/元亨二年□月日〉

たち〈めいびしゅうおさふねじゅうかげみつ/げんこうにねん□がつじつ〉

概要

太刀〈銘備州長船住景光/元亨二年□月日〉

たち〈めいびしゅうおさふねじゅうかげみつ/げんこうにねん□がつじつ〉

工芸品 / 鎌倉 / 関東

備州長船住景光

東京都

鎌倉/1322

鎬造、庵棟、反高く、踏張りがあり、小鋒。鍛板目よくつみ、乱れ映り立つ。刃文、直刃調、小丁子に小互の目交り、足・葉入り匂口よく冴える。帽子のたれこみ、先小丸。茎生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔二。

長78.4㎝ 反3.6㎝ 元幅3.0㎝ 元重0.7㎝ 鋒長2.4㎝ 茎長23.0㎝

1口

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19790606
国宝指定年月日:
登録年月日:

国(文化庁)

国宝・重要文化財(美術品)

作者景光は備前国長船【おさふね】派の正系で長光の子である。
 この太刀は長寸で反りが高く、地鉄は板目【いため】がよくつんで美しく、刃文【はもん】は直刃【すぐは】に丁子【ちようじ】と互【ぐ】の目【め】を交じえ、匂口【においぐち】が締って明るく冴えている。同作には磨上物【すりあげもの】が多い中で生【う】ぶの姿を存して保存もよい。

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