・ニシンで栄えた当時の様子を、ニシン漁の水揚げから網起こし、汲み出し、子叩き、納屋入れまで唄ったもので、共同作業に効果があり、他の地方のすでにお座敷化しているものにはみられない、気合のこもったもののまま残されています。
・その音頭は、「切り声」「沖揚音頭」「子叩き唄」と「櫓囃し」を加え、ニシン魚場の労働歌はほぼこれに尽きますが、華やかだったニシン漁がこれによってほうふつとよみがえります。