絹本墨画寒林帰樵図
けんぽんぼくがかんりんきしょうず
作品概要
図は簡略な筆で荒涼たる趣の山水を描いたもので、皴法や点苔など、その山水画法は南宗画的な特色をもち、禅林水墨画の時代的特徴をよく示している。賛者の平山処林は浄慈寺の僧で至正二十一年(一三六一)に歿しているので、本図は元代至正年頃の作と推察される。
けんぽんぼくがかんりんきしょうず
図は簡略な筆で荒涼たる趣の山水を描いたもので、皴法や点苔など、その山水画法は南宗画的な特色をもち、禅林水墨画の時代的特徴をよく示している。賛者の平山処林は浄慈寺の僧で至正二十一年(一三六一)に歿しているので、本図は元代至正年頃の作と推察される。
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