自画像 じがぞう

三岸節子 (1905~1999)
みぎしせつこ
大正14年/1925年
油彩・キャンバス
30.5×22.0cm
1点
画面右下に署名:S.Yoshida 
一宮市三岸節子記念美術館

春陽会第3回展出品
春陽会第3回展に<机上二果><風景><山茶花>とともに<肖像>という題名で出品し、入選した作品である。初出品ながら木村荘八に「風景、他三点(吉田節子)風景がいゝ。此の風景は半ば偶成もあらうが中々他の男の作の及ばぬ、些少ながら天衣無縫のものだ」(「みづゑ」242号、1925年4月)と評された。三岸節子の出発点に位置する記念碑的な作品である。鋭い視線からは、若き画家の強い意志と鋭敏な感受性が見て取れる。鏡を見て描いたせいであろう、着物の襟元が左右逆に描かれている。一筆一筆丹念に、鏡に映る自己の姿を描きながら、これから歩むことになる画家としての長く険しい道のりに、じっと目を凝らしているかのようである。

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