越中国射水郡鳴戸村墾田図案(東大寺開田図)
えっちゅうのくにいみずぐんなるとむらこんでんずあん(とうだいじかいでんず)
概要
越中国射水郡鳴戸村墾田図案(東大寺開田図)
えっちゅうのくにいみずぐんなるとむらこんでんずあん(とうだいじかいでんず)
奈良時代 8世紀
紙本 楮紙 墨書 淡彩 掛幅
縦62.6 横57.7(上下欠)
1幅
正倉院(奈良)伝来
重要文化財
越中国射水郡(現在の富山県北西部)にあった東大寺の田地の様子を描く図。画面は南を上とし、上下端は失われている。条里とよばれる土地区画を碁盤目状に描き、荘園の範囲を朱線で囲んだうえ、朱線内の枡目には地名、面積などを書き込む。年紀を欠くが、神護景雲元年(767)の図と推定されている。