越中国射水郡鹿田村墾田図案(東大寺開田図)
えっちゅうのくにいみずぐんしかたむらこんでんずあん(とうだいじかいでんず)
概要
越中国射水郡鹿田村墾田図案(東大寺開田図)
えっちゅうのくにいみずぐんしかたむらこんでんずあん(とうだいじかいでんず)
奈良時代 8世紀
紙本 楮紙 墨書 淡彩 掛幅
縦37.0 横57.9(上欠)
1幅
正倉院(奈良)伝来
重要文化財
越中国射水郡(現在の富山県北西部)にあった東大寺領荘園の様子を描く図。荘園の範囲を朱線で囲み、朱線内の各区画にはそれぞれ地番、地名、土地の種類・面積などを記す。画面中央を東西に横切る「法華寺溝」などの水路は赤褐色に塗られる。年紀を欠くが、神護景雲元年(767)の図と推定されている。