紙本墨書真盛上人六字名号
しほんぼくしょしんせいしょうにんろくじみょうごう
概要
紙本墨書真盛上人六字名号
しほんぼくしょしんせいしょうにんろくじみょうごう
室町前期/室町時代
掛幅、紙本墨書。紙本に墨書で六字「南無阿弥陀仏」を力強く書いた真盛上人の真筆と考えられます。布教過程で数多くの遺品が残され、天台真盛宗の各寺院には御親筆・寺宝として比較的多く伝世しています。
いずれにしても、市内では二件のみの天台真盛宗の寺院であり、その性格や小浜での仏教信仰過程を知る上で重要な資料であり、本書跡の位置付けは多数伝世する中世仏画とともに考えなければなりません。
縦91.2㎝、横38.4㎝
1幅
小浜市指定
指定年月日:20110418
有形文化財(美術工芸品)
明応元年(1492)創建の天台真盛宗極楽寺に伝来。