達磨・布袋・朝陽図
だるま・ほてい・ちょうようず
概要
中幅に達磨、向かって左幅に朝陽、右幅に布袋を描き、各幅の上部に賛文を入れる。作者の狩野探幽は幕府の御用絵師として江戸時代における狩野派の基礎を確立した。賛文は大徳寺170世の清厳宗渭による。紺紙に金泥を用いた例は経典ではみられるが掛幅装としては類例が少なく、探幽の創意による意欲的な作品といえる。初代鍋島勝茂から菩提寺である高伝寺に寄附され、大正14年に鍋島家に返納された御道具の一つ。
だるま・ほてい・ちょうようず
中幅に達磨、向かって左幅に朝陽、右幅に布袋を描き、各幅の上部に賛文を入れる。作者の狩野探幽は幕府の御用絵師として江戸時代における狩野派の基礎を確立した。賛文は大徳寺170世の清厳宗渭による。紺紙に金泥を用いた例は経典ではみられるが掛幅装としては類例が少なく、探幽の創意による意欲的な作品といえる。初代鍋島勝茂から菩提寺である高伝寺に寄附され、大正14年に鍋島家に返納された御道具の一つ。
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