オルドス鍑 おるどすふく

考古資料 / 奈良県 

中国・後漢 1~3世紀
突線紋
高22.3 口径14.2
1個

 春秋・戦国期には、周辺民族も独自の文化を発達させてゆく。常に漢民族を脅かしつづけてきた騎馬民族や遊牧民、境界域の半農半牧の民もまた、独自の青銅の器を作った。オルドス鍑(ふく)はそうした例のひとつで、中原の鼎(てい)と同じように両耳を持ち、中にはこの例のように腹部に獣面らしきものを表わした例もあるが、透かしのついた円錐形の圏足がつく点は中原の炊器には見られない独自の特徴である。この型式の鍑は、かなり長期間にわたって北方で使用されていた。

坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.59, no.266.

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