銅矛/佐賀県三養基郡北茂安町検見谷遺跡出土
どうほこ
概要
検見谷遺跡は佐賀平野の東部、背振山南麓に形成された洪積台地の西斜面に位置している。
一二口の銅矛は、全体の形態をはじめ厚さ、耳、節帯の位置などに相違はあるが、全て中広形銅矛に属し、弥生時代後期の所産になるものと思われる。特に一〇口の身部には、鎬に対し約七〇度前後の方向で、幅二センチの間隔をもって綾杉状の研ぎ分けを施し装飾している。
どうほこ
検見谷遺跡は佐賀平野の東部、背振山南麓に形成された洪積台地の西斜面に位置している。
一二口の銅矛は、全体の形態をはじめ厚さ、耳、節帯の位置などに相違はあるが、全て中広形銅矛に属し、弥生時代後期の所産になるものと思われる。特に一〇口の身部には、鎬に対し約七〇度前後の方向で、幅二センチの間隔をもって綾杉状の研ぎ分けを施し装飾している。
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