老子

彫刻  木像 / 昭和以降 / 日本 

橋本平八 (1897-1935)
はしもとへいはち
1932(昭和7)年
H30.0

 橋本平八は、東西両洋の思想に深い関心を抱きつつ、独自の思想を構築しようとしていた。東洋思想では、特に禅の教えと老荘思想が平八の強い関心の対象であった。
 そのため、平八は老子を達磨とともに好んで取り上げている。彼の老子像は、杖を持って立つ有鬚の老人に表されることが多く、本像のような岩座に腰掛けた形式は珍しい。
 平八は常に用材の形状を第一義的に考え、用材を継いで制作することはなかった。それは、木が本来持っている人知が及ばない自然の造形力を尊重したためであった。この像も例外でなく、その結果彼の木彫は作品の内面へと向かう強い求心性を示すこととなった。(毛利伊知郎)

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