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東海道五拾三次之内 41 鳴海《名物有松絞》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 41 なるみ めいぶつありまつしぼり

概要

東海道五拾三次之内 41 鳴海《名物有松絞》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 41 なるみ めいぶつありまつしぼり

木版画

歌川広重  (1797-1858)

うたがわひろしげ

日本

天保4-5年(1833-34)

木版多色刷

22.6×34.4cm

1

鳴海の名物であり地場産業でもあった有松絞(ありまつしぼり)にちなんだ一枚。画中に描かれた2軒の家はいずれも有松絞を商う店である。二階建ての立派な蔵造りは、有松村がこの有松絞りでいかに潤っていたかを思わせる。画面手前の店の暖簾には、広重の「ヒロ」の組み合わせによる家紋と版元の竹内と新板の文字が見える。『東海道五拾三次之内』では広重や版元も色々な商売を行っているのも面白い。

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