鳥鈕蓋
とりちゅうふた
概要
鳥類の意匠が施された装飾性の高い製品で、従来の出土例から平瓶の蓋と考えられている器種である。蓋の鈕にあたる部分を鳥の頭部とし、平瓶本体を胴体に見立てていると考えられている。鈕となる鳥の嘴部分は上部をヘラ等で平らに削りだし、蓋部分まで下がる冠羽が作り出され、陰刻の線描で目と鳥毛が表現される。4点とも人工的な釉薬が施されてはいないが、焼成時に焚口付近へ配置し自然釉が降りかかるよう意識して焼成された原始灰釉陶器である。
とりちゅうふた
鳥類の意匠が施された装飾性の高い製品で、従来の出土例から平瓶の蓋と考えられている器種である。蓋の鈕にあたる部分を鳥の頭部とし、平瓶本体を胴体に見立てていると考えられている。鈕となる鳥の嘴部分は上部をヘラ等で平らに削りだし、蓋部分まで下がる冠羽が作り出され、陰刻の線描で目と鳥毛が表現される。4点とも人工的な釉薬が施されてはいないが、焼成時に焚口付近へ配置し自然釉が降りかかるよう意識して焼成された原始灰釉陶器である。
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