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鳥鈕蓋

とりちゅうふた

概要

鳥鈕蓋

とりちゅうふた

土器・土製品類 / 平安 / 中部

愛知県

奈良時代末~平安時代初め

灰釉陶器

①底部径9.6㎝、器高6.2。153.3g②底部径10㎝、器高6㎝。165.3g③底部径10.5㎝、器高6.9㎝。191.0g④底部径9㎝。45.7g

4点

愛知県日進市岩崎町市場67

日進市指定
指定年月日:20120221

日進市

有形文化財(美術工芸品)

鳥類の意匠が施された装飾性の高い製品で、従来の出土例から平瓶の蓋と考えられている器種である。蓋の鈕にあたる部分を鳥の頭部とし、平瓶本体を胴体に見立てていると考えられている。鈕となる鳥の嘴部分は上部をヘラ等で平らに削りだし、蓋部分まで下がる冠羽が作り出され、陰刻の線描で目と鳥毛が表現される。4点とも人工的な釉薬が施されてはいないが、焼成時に焚口付近へ配置し自然釉が降りかかるよう意識して焼成された原始灰釉陶器である。

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