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須恵器 大甕

すえき おおがめ

作品概要

須恵器 大甕

すえき おおがめ

土器・土製品類 / 平安 / 奈良 / 近畿

大阪府

奈良時代後半から平安時代初頭

 口縁部2箇所に欠損部分があるものの、ほぼ完形である。
 頸部は48.2cmと幅広で、口頸部長が6.5cmと短い。肩部が外に大きく張り出し、尖底に近い丸底を呈する。体部外面には、格子…

口径 52.6㎝、器高 105.0㎝、最大胴部径 107.8㎝(底部から65.9㎝の地点)
容量 522.6㍑。

1口

大阪府三島郡島本町桜井一丁目3番1号

島本町指定
指定年月日:20150401

島本町教育委員会

有形文化財(美術工芸品)

 胎土は灰白色を基調とした精良なもので、1㎜以下の石英・長石・チャートを含む。焼成は良好。肩部及び頸部に自然釉の付着が見られる。色調は明青灰色(N6/O灰)を呈するが、一部、埋没時に付着した鉄分による赤褐色部分がある。
 製作技法は、粘土紐を積み上げ、タタキで形成されており、須恵器甕の基本的な技法である。

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