奉写一切経所紙納帳
ほうしゃいっさいきょうしょしのうちょう
概要
宝亀年間(770~781)における一切経の写経事業に関わるもので、造東大寺司政所から奉写一切経所に支給された諸物品のうち、「黄紙」の写経用紙などの数量を詳細に記録している。造東大寺司政所と奉写一切経所との物品移動などの具体的な関係や奉写一切経所の組織構成が知られ、奈良時代における一切経写経の実態をつぶさに伝える史料として貴重である。当初の題籖軸も残っている。
ほうしゃいっさいきょうしょしのうちょう
宝亀年間(770~781)における一切経の写経事業に関わるもので、造東大寺司政所から奉写一切経所に支給された諸物品のうち、「黄紙」の写経用紙などの数量を詳細に記録している。造東大寺司政所と奉写一切経所との物品移動などの具体的な関係や奉写一切経所の組織構成が知られ、奈良時代における一切経写経の実態をつぶさに伝える史料として貴重である。当初の題籖軸も残っている。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs