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短刀〈銘左安吉作/正平十二年二月日〉

たんとう〈めいさやすよし/しょうへいじゅうにねんにがつひ〉

概要

短刀〈銘左安吉作/正平十二年二月日〉

たんとう〈めいさやすよし/しょうへいじゅうにねんにがつひ〉

工芸品 / 南北朝 / 中部 / 愛知県

左安吉

愛知県

南北朝/1357

平造、三ッ棟、浅く反り、鍛小板目約り、地沸細かく直ぐに映え立ち、刃文は互の目乱足入り、匂口冴え、帽子は乱込んで強く返る。表に刀樋の内に劔の浮彫あり。連続して三鈷杵を毛彫にして、連樋を添え、裏には棒樋と連樋のみを丸止に刻る。生ぶ茎、栗尻、筋違いの鑢目つき、表裏に銘がある。

長29.4 元幅2.7 (㎝)

1口

財団法人犬山城白帝文庫歴史文化館(犬山市文化資料館内)愛知県犬山市大字犬山字北古券8

重文指定年月日:19400503
国宝指定年月日:
登録年月日:

公益財団法人犬山城白帝文庫

国宝・重要文化財(美術品)

左安吉作の出色のものである。同作には本短刀のように裏銘のあるものが少なく貴重である。総体に健全である。

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