含珠焼 杏葉紋透し花瓶 がんじゅやき ぎょうようもんすかしかびん

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工芸  陶磁 / 明治 / 日本  九州  佐賀県 

明治25年/1892年
高さ22.9cm/22.2cm 口径15.6cm/15.3cm
1対
佐賀県佐賀市松原2丁目5-22
公益財団法人鍋島報效会

長寿のシンボルである鶴と亀を陰陽であらわしており、鶴の両翼と亀の甲羅には、鍋島家の家紋である杏葉紋が巧みに図案化され、組み込まれている。染付の亀とは対照的に、羽を広げた鶴と口縁部の瓔珞模様は、光を通すと美しい輝きを放つ。これは素地を透彫にした後、その部分に透明の釉を充填して焼成する「蛍手」と呼ばれる技法である。底部には「棣華堂/伍平製」との染付銘がある。棣華堂とは、武雄市西川登町小田志の樋口治実のこと。樋口は明治20年(1887)に含珠焼の専売特許を得ており、作品は「明の蛍手よりも精巧なり」と称されたという(「肥前陶磁史考」)。伝来の作品は少ない。

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