大般若経 600巻 附応永年紀経櫃
だいはんにゃきょう 600かん つけたりおうえいねんききょうびつ
概要
大般若経は、印字の形態や様相から、版木は鎌倉時代中期の貞応元年~嘉禄3年(1222~27)に奈良・興福寺が製作した「春日版」とみなせる。また、南北朝時代の一般的な紙の規格に一致することから、櫃に墨書された応永35年の年紀に近い南北朝~室町時代初期に「春日版」を利用して摺られた「春日版後摺」の大般若経と考えられる。また成合春日神社に隣接していた悉檀寺の什物であったことを伝える。
だいはんにゃきょう 600かん つけたりおうえいねんききょうびつ
大般若経は、印字の形態や様相から、版木は鎌倉時代中期の貞応元年~嘉禄3年(1222~27)に奈良・興福寺が製作した「春日版」とみなせる。また、南北朝時代の一般的な紙の規格に一致することから、櫃に墨書された応永35年の年紀に近い南北朝~室町時代初期に「春日版」を利用して摺られた「春日版後摺」の大般若経と考えられる。また成合春日神社に隣接していた悉檀寺の什物であったことを伝える。
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