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蠟型吹分花器「北辛」

ろうがたふきわけかき「ほくしん」

概要

蠟型吹分花器「北辛」

ろうがたふきわけかき「ほくしん」

金工 / 昭和以降

齋藤明  (1920~)

さいとう あきら

平成7/1995

鋳金

1口

文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)

国(文化庁)

 この作品は、異なる種類の金属をタイミングをずらして一つの鋳型に鋳込む「吹分け」という技法によって制作されている。まず最初に真鍮を鋳型に流し込み、それが固まる前に、同じ鋳型の中に更に唐金を流し込んだ結果、異種の金属が融合する境界線が、あたかも沸騰した湯の動きをそのまま凝結させたかのような流動的な文様となった。中国の北辛文化や仰韶文化(新石器時代)の土器からインスピレーションを得たという作品。平成6年度工芸技術記録映画「鋳金‐齋藤明のわざ‐」対象作品である。

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キーワード

文化庁 / 技法 / 映画 / 分室

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