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金銅装説相箱及び戒体箱

こんどうそうせっそうばこおよびかいたいばこ

概要

金銅装説相箱及び戒体箱

こんどうそうせっそうばこおよびかいたいばこ

工芸品 / 室町 / 関東 / 埼玉県

埼玉県

室町時代

方形または長方形、上げ底式の木箱。
口縁部を含めた外側四方を金銅製の板で覆い、蓮華文や花雲文などの彫金金具を鋲留し装飾

①金銅装説相箱(銘 頼曇 文明拾六年十一月)
 [法量]縦33.8㎝、横30.3㎝、高さ10.6㎝
②金銅装説相箱(銘 頼曇 文明十六年十二月)
 [法量]縦29.3㎝、横26.9㎝、高さ8.9㎝
③金銅装説相箱(銘 栄曇)
 [法量]縦33.0㎝、横30.4㎝、高さ10.5㎝
④金銅装戒体箱(銘 頼曇 文明十八年二月)
 [法量]縦33.8㎝、横9.3㎝、蓋を含む総高9.6㎝

4点

埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219
(埼玉県立歴史と民俗の博物館寄託)

埼玉県指定
指定年月日:20160315

宗教法人法恩寺

有形文化財(美術工芸品)

法恩寺に伝来した説相箱及び戒体箱である。銘文に名前の見える栄曇は、同寺所蔵の「法恩寺年譜」によれば、鎌倉大楽寺の栄珍に師事し、応永5年に当寺へ入山したのち、応永25年(1418)に当地で没したとされる。頼曇は、武蔵国出身で、幼年より当寺中興二世の曇秀に密教を学んで中興四世となり、永正9年(1512)に没したと記されている。

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キーワード

/ / 戒体 / 金銅

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