薬看板「五臓円」(下牧野村 荒木岡三郎) くすりかんばん ごぞうえん しもまきのむら あらきこうざぶろう

権利者:高岡市立博物館蔵

有形民俗文化財 / 明治 / 富山県 

荒木岡三郎
あらきこうざぶろう
富山県高岡市
明治前期
木、漆、金箔,・木彫、漆芸
78.8k㎝×31.7㎝
1
高岡市立博物館

 現在の高岡市下牧野の荒木家の薬看板。
 上から「官許/(商標)/煉製/越中国射水郡下牧野村/五臓円/本舗 神璽社守護方 荒木岡三郎(印)」と彫られている。
 荒木家は旧家で、興国3年(1342)、南朝方として転戦していた宗良親王(後醍醐天皇の皇子)が越中に入国した際に随従した者の一人である荒木八郎(相模)の子孫と伝わる。南朝が敗れた後、荒木氏は親王がまず仮宮とした牧野に土着した。江戸初期には喜兵衛が十村(大百姓)となって以降代々十村を務めた。
 売薬などを商いながら下牧野村長を務めた岡三郎(喜兵衛を初代として9代)は親王への崇敬が厚く、明治7年(1874)に親王を祀った神璽社(しんじしゃ)を下牧野に創建した。平成18年(2006)に神璽社は老朽化のため解体され、近くの白山社に合祀された(関連資料は当館へ寄贈された)。
 下牧野村は明治22年(1889)に周辺村々と合併し、牧野村となったので、本資料は明治7~22年の間のものとわかる。

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