八幡浜市ウラショウジ遺跡出土遺物
やわたはましうらしょうじいせきしゅつどいぶつ
概要
ウラショウジ遺跡は、平成6年の八幡浜市日土の市道拡張工事に伴い山肌を掘削中に偶然発見された遺跡である。標高約20mの丘陵斜面から大甕2基が発見され、いずれも備前焼の大甕を埋葬用として転用したものであり、1号墓には男性、2号墓には女性が埋葬されていた。また、1号甕には脇差、2号甕には土師器皿や短刀が納められていた。こうした遺物等から、本遺跡は16世紀代の夫婦の墓で、2号墓が先に埋葬されたと考えられている。
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愛媛県歴史文化博物館