如意輪観音坐像 にょいりんかんのんざぞう

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彫刻 / 奈良県 

平安時代 9~10世紀
木造 榧材 一木造 彩色(剥落) 彫眼 坐像
像高94.9
1躯
重要文化財

 江戸時代に丹後国の海中より発見されたという伝承をもち、その後、京都市内の回向院(えこういん)に伝来したという。大ぶりの筒型宝冠や眉の連なった厳(いか)めしい表情、奥行きの深い頭部や体軀(たいく)の造形など、平安時代前半期にさかのぼる造像であることを物語る。頭部を真っ直ぐに立てる姿勢も、六臂如意輪観音像(ろっぴにょいりんかんのんぞう)の日本における最古作である大阪・観心寺像に通ずる。条帛(じょうはく)が腹部を幅広く覆い、背面では地付(じつき)にまで達する表現は珍しいが、天台系と考えられる作例に類例が認められる。

なら仏像館 名品図録. 奈良国立博物館, 2010, p103, no.133.

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