獅子 しし

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彫刻 / 奈良県 

鎌倉時代 13世紀
木造 彩色 截金 玉眼
像高41.0
1躯

 文殊菩薩像(もんじゅぼさつぞう)の獣座としての獅子。体軀(たいく)は群青(ぐんじょう)で塗り、毛並みは緑青(ろくしょう)彩とし、さらに截金(きりかね)で毛筋を表す。背中の敷物の彩色文様のなかに、金泥(きんでい)で描かれた飛鳥も見える。四肢の絶妙な配置やよく計算された関節の角度、筋肉の微妙な盛り上がりによって、猫科の猛獣の姿態をきわめて自然に表しえている。京都・高山寺伝来の鹿や馬などとならび、日本の動物彫刻のなかでもとくに優れた作品のひとつといえよう。かつて背上に戴いていた文殊像の所在が不明なのは惜しまれる。

なら仏像館 名品図録. 奈良国立博物館, 2010, p.116, no.152.

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