葵紋板文庫 あおいもんいたぶんこ

工芸  その他 / 江戸 / 日本  近畿 

江戸時代後期
木製ほか
縦27.1cm,横21.3cm,総高7.6cm
1具

 板文庫とは、近世のおもに公家が用いた草子挟みの一種で、2枚の板で冊子を挟み、組紐で結ぶようになっているのが一般的である。この資料は、さらに硯箱の機能を備えたもので、小振りな上の板上に硯・筆・墨・水滴・刀子・錐を配置する。船の帆の形をした硯は那智の黒石、筆の軸は和歌浦の葦、墨は藤白墨、兎の形の水滴は大崎の白石、刀子・錐の鞘と硯の蓋は田辺の白栩という紀伊藩領内各地の特産品で製作され、下の板面には吹上の白菊が描かれる。硯の蓋には、葵紋が金泥で描かれ、帆の形をした硯の背景として、上の板面に波濤が描かれている。

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