松江城天守鎮宅祈祷札
まつえじょうてんしゅちんたくきとうふだ
概要
松江城天守鎮宅祈祷札
まつえじょうてんしゅちんたくきとうふだ
島根県
江戸時代
いずれも尖頭型の木札に梵字で祈願文が記されており、その内訳は、新築建物を鎮める不動略鎮宅法による「不動鎮宅真言」が2枚、同じく「加護所住処真言」が1枚、建物の修繕、改築の際に主に用いるとされる「八字文殊真言」が1枚である。
梵字願文の記された面を正面とする。
①一階中央柱発見祈祷札 総高18.6㎝、肩高右18.4㎝、肩高左18.3㎝、上幅9.0㎝、下幅9.1㎝、厚さ0.9㎝。
②二階発見祈祷札 総高18.8㎝、肩高右18.3㎝、肩高左18.2㎝、上・下幅9.0㎝、厚さ0.9~1.0㎝。
③二階中央南柱発見祈祷札 総高18.8㎝、肩高右18.3㎝、肩高左18.2㎝、上幅9.3㎝、下幅9.2㎝、厚さ0.8~0.9㎝。
④三階発見祈祷札 総高18.6㎝、肩高右18.3㎝、肩高左18.2㎝、上・下幅9.0㎝、厚さ0.7~0.8㎝。
4枚
松江市殿町1-5
松江市指定
指定年月日:20141126
松江市
有形文化財(美術工芸品)
昭和25年6月着工、昭和30年3月竣工の松江城天守修理工事の際に、天守の柱や梁材などから発見された。