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縹糸素掛威二枚胴具足総覆輪十二間筋兜七本篠垂

はなだいとすがけおどしにまいどうぐそくそうおおいわ十二けんすじかぶと七ほんじょうだれ

概要

縹糸素掛威二枚胴具足総覆輪十二間筋兜七本篠垂

はなだいとすがけおどしにまいどうぐそくそうおおいわ十二けんすじかぶと七ほんじょうだれ

工芸品 / 江戸 / 中国・四国 / 島根県

不詳

島根県

江戸中期/1709年~1735年

  松平周防守家の家紋である蔦や梅の紋が随所に配されているほか、
特に籠手には、金銀象嵌が施される等、大名甲冑の特徴をよく示して
おり、優美で気品のある造形となっている。また、甲冑の部位も揃って
おり、保存状況も良好である。

1領

島根県浜田市黒川町3746-3

浜田市指定
指定年月日:20140926

浜田市

有形文化財(美術工芸品)

  甲冑の特徴や来歴、『松平康豊公甲冑図録』、『松井家譜 拾』(浅野家文書)、鎧櫃の「康豊様」という貼紙等の史料から6代浜田藩主である松平周防守康豊公の正式な御召用の大名甲冑である。
浜田藩主18代の内、藩主の甲冑は、本甲冑を含めて3領しか知られておらず、本市に所在する唯一の浜田藩主の甲冑として貴重である。

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