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豊臣期金箔押龍面鯱瓦

とよとみききんぱくおしりゅうめんしゃちがわら

概要

豊臣期金箔押龍面鯱瓦

とよとみききんぱくおしりゅうめんしゃちがわら

土器・土製品類 / 安土・桃山 / 近畿 / 大阪府

大阪府

安土・桃山/16世紀末

特別史跡大坂城跡の南西に位置する独立行政法人国立病院機構大阪医療センター敷地内で実施された発掘調査で出土した、龍の顔面を表した鯱瓦である。1977(昭和52)年と1993(平成3)年に実施した2回の発掘調査で出土した破片が接合した。後者が大坂夏ノ陣後に埋没した溝から出土したことにより、豊臣期のものと確認できる。大坂城跡では多くの金箔押瓦が出土するが、そのなかでもこの鯱瓦の迫力豊かな龍面の造形は優れた技術によるものであり、全国の城郭遺跡出土例と比べても貴重な考古資料である。

1点

大阪府大阪市中央区法円坂2(出土地)

大阪市指定
指定年月日:20150306

大阪市教育委員会

有形文化財(美術工芸品)

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キーワード

/ 大阪 / 金箔 / 豊臣

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