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陣羽織(雲龍鳳凰文に鍋島家紋入)

じんばおり うんりゅうほうおうもんになべしまかもんいり

概要

陣羽織(雲龍鳳凰文に鍋島家紋入)

じんばおり うんりゅうほうおうもんになべしまかもんいり

工芸品

日本

江戸時代

88.0×50.8cm

1

陣羽織は、陣中で鎧や具足の上に着た表衣で、ほとんどが袖なしのように仕立てられており、室町時代に渡来したスペイン・ポルトガル人等の服装を模したといわれている。本作は白絹を素材とし、前側に龍と雲の文様が刺繍されており、前後にいくつも縫い付けられた茗荷紋は、肥前国(現在の佐賀県)鍋島家の家紋でもあり、おそらく鍋島家に関係する武将が着用したものであろう。

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