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吉祥文様 陣羽織

きっしょうもんよう じんばおり

概要

吉祥文様 陣羽織

きっしょうもんよう じんばおり

染織 / 日本

日本

江戸時代後期~明治時代初期/19世紀

表生地:紅地吉祥文様錦 裏生地:紫地平絹

身丈105cm 肩幅54cm

1領

〒252-8538 神奈川県相模原市南区麻溝台1900

染織・装身具 日本(1900年以前)

女子美術大学

紅地に吉祥文様を織り出した袖無し陣羽織。江戸時代後期の様式化された形態である。華やかな表生地は、紅地に吉祥文様*である松・竹・梅・鶴・亀が、7色の絹糸で織りこまれ、艶やかである。飾り紋のような長方形と2つの円の組み合わせが全体を引き締める。幕末の動乱期に、武家は陣羽織を着用して出陣するが、本作からは戦乱というよりは艶やかな礼装のイメージが漂う。明治時代に入ってから武家のしきたりに基づきながらも装飾性を重視して製作されたものとも考えられる。
*吉祥文様:「おめでたいこと」を知らしめる模様。

旧カネボウコレクション2202-5

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キーワード

模様 / 陣羽織 / / 鹿の子絞り

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