野尻湖産大型哺乳類化石群(ナウマンゾウ・ヤベオオツノジカ・ヘラジカ)
のじりこさんおおがたほにゅうるいかせきぐん
概要
野尻湖産大型哺乳類化石群(ナウマンゾウ・ヤベオオツノジカ・ヘラジカ)
のじりこさんおおがたほにゅうるいかせきぐん
長野県
1948 年に野尻湖の西側湖岸から発見された1つのゾウの臼歯の化石をきっかけに、野尻湖岸の動物化石は多くの人びとの関心を集め、1962 年からは野尻湖発掘調査団によって市民参加型の発掘が組織された。開始から半世紀を経た今日も継続され、2014 年春には第 20 次発掘を迎えた。これらの発掘によって得られた化石の全ては、1984 年に開館した野尻湖ナウマンゾウ博物館に収蔵されており、そのうち多くは常設展示で公開されている。同館は野尻湖発掘調査団とは別の組織だが、開館以来、積極的に野尻湖発掘に関わり、その出土品や調査成果を適切に保存・管理している。同時にこの地域の考古学・歴史学に関する教育・研究センターとしても機能している。
上水内郡信濃町大字野尻287
長野県指定
指定年月日:20140925
信濃町
記念物