裕太と亮ちゃん ゆうたとりょうちゃん

日本画 

水谷愛子 (1924(大正13)年-2005(平成17)年)
ミズタニ・アイコ
平成元年/1989年
紙本彩色
167.5×212.0

絵の真ん中で横になっている赤子が亮ちゃん。その様子を、裕太くんがじっと見つめています。画面の上のほうは黒く、下は茶色でぬりわけられて、二人の子どもの姿が、クリーム色の中に浮かび上がってくるようです。鮮やかな赤や緑が、画面にメリハリをつけています。少ない線で顔や指の特徴を描出。シーツなどの模様は、絵の具を盛り上げたり、上から絵の具をこすり落として下の色をのぞかせたりして、力強く表現されています。あどけない子どもたち、母と子、老婆など、描かれる対象は作品によって異なりますが、人々に注がれる画家の愛情を感じさせるような親しみ深い作品となっています。
 作者の水谷愛子は、広島市に生まれました。昭和19(1944)年 女子美術専門学校(現女子美術大学)を卒業。同23(1948)年 同郷出身の日本画家である山中雪人と結婚、横浜市に新居を構えます。中島清之や前田青邨に師事して画技を磨き、平成12(2000)年には日本美術院同人に推挙、山中雪人とともに初の夫婦同人となりました。

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